ドル円の値動き
ドル円は、世界の外国為替市場で最も取引量の多い通貨ペアです。ドルは世界の基軸通貨として、多くの国や地域の経済や政治に影響を与えます。円は、日本が世界第三位の経済大国であり、また安全な資産としてリスク回避の際に買われる傾向があります。
ドル円の値動きは、主に以下の要因によって決まります。
米国と日本の金利差:金利が高い方の通貨に投資家が資金を流し込むことで、その通貨が高くなります。現在は、米国が景気回復に伴って利上げを進めており、日本はデフレ脱却を目指してゼロ金利政策を続けているため、金利差はドル高円安を支える要因となっています。
株式市場や債券市場の動向:株式市場や債券市場は、経済や金融の状況を反映するバロメーターとして重要です。株式市場が上昇すると、景気が良くなるという期待感からリスク選好の気分が高まり、ドルや株式に連動する通貨(豪ドルやNZドルなど)が買われます。逆に株式市場が下落すると、景気悪化や不安定さを意味するリスク回避の動きが強まり、円や金などの安全資産が買われます。債券市場では、長期金利の上昇はインフレ期待や成長見通しの改善を示すため、ドル高円安を促します。逆に長期金利の低下はデフレ懸念や景気後退を示すため、ドル安円高を招きます。
経済指標や要人発言:米国と日本の経済指標や中央銀行(FRBと日銀)や政府要人の発言は、両国の経済や金融政策の見通しに影響を与えます。経済指標は、予想よりも良ければその国の通貨が高くなり、悪ければ低くなります。要人発言は、金融政策の変更や方針の示唆などで市場の期待感や不確実性を高めることがあります。特に注目される経済指標は、雇用統計(非農業部門雇用者数)、消費者物価指数(CPI)、GDP(国内総生産)、小売売上高などです。要人発言では、FRB議長や日銀総裁などの中央銀行トップの発言が最も重要です。
政治的な要因:米国と日本の政治的な状況や世界の地政学的なリスクもドル円の値動きに影響を与えます。例えば、米国の大統領選挙や議会選挙、日本の総選挙や首相交代、北朝鮮や中東などの紛争やテロなどは、市場の不安定さや不確実性を高めることがあります。政治的な要因は、予測が難しいことも多く、ドル円の急激な値動きを引き起こすことがあります。
その他の要因:上記の要因以外にも、天災や事故、市場参加者の心理やセンチメント、テクニカル分析やチャートパターンなどもドル円の値動きに影響を与えることがあります。これらの要因は、時には予想外の方向にドル円を動かすことがあります。
と、これらは模範解答ですが、実際に見ているとよくわかりません。
後付の要素も多い気がしますし、なんだかんだチャート的な節目が影響されることも多い感じです。
1,000円程度からもFXはできるので実践でなれるのが一番いいと思います。

